iPad Pro12.9inchとApple Pencil、Smart Keyboard Folioを買ったぞ!
はじめに
Appleより、2018年10月に新型のiPad Proと関連アクセサリーが発表され、11月に発売されました。
ご存じのとおり、iPhone X等と同様にホームボタンを廃したうえでの全画面化となっております。 iPad Proに関してはベゼルレスとまではいきませんが、非常に狭いベゼルで非常に広い描画エリアを実現しております。この内容については公式発表前からリークされており、もしリークどおりの製品だったら購入しようと心に決めていました。ついては、この記事でiPad Proおよび関連アクセサリーのレビューをすることとします。
購入モデルとアクセサリー、および動機
購入モデル
私が購入したのはiPad Pro12.9inch 256GBです。(税抜き128,800円) 今回、ストレージのラインナップは64GB、256GB、512GB、1TBとなっており、実用性と価格のバランスを検討した結果、256GBに決めました。64GBはおそらく実用に耐えないのではないかと思いますが、一方で512GBも何のデータを保存するのか、検討もつきませんでした。したがって、必要最低限のストレージ容量である256GBを選択したという事です。ちなみに、1TBのみメモリ容量が6GBというよくわからない仕様ですが、4GBで困ることもないだろうと思います。 続いて画面サイズですが、私はMacBook Proを持ち歩く事もあるので、持ち運びに不安がなかったことから、12.9inchを迷わず選択しました。おそらく11inchと12.9inchで迷うとすれば理由は主に重量になると思います。独断と偏見で話せば、12.9inchにSmart Keyboard FolioとApple Pencilを搭載してなお軽いと感じます。買う前も実際に買って使っている今も、画面の大きさは正義だと信じています。
購入アクセサリー
Smart Keyboard Folio
今回iPad Proを購入するにあたって、現在PCで処理していることの一部をiPad Proでできたらなと考えていました。そのときiPad Proにできる事の範囲は、キーボードがあればより広がる、と思ったためこのSmart Keyboard Folioを購入しました(税抜き22,800円)。Smart Folioと比べ1万円ほど高価である事から、簡単な買い物ではないと思いますが、本体とキーボードを一体で考えたとき、選択肢は純正のみとなるでしょう。というのも、今回のiPad Proには磁石が内蔵されていて、たとえばSmart Keyboard Folioは入力受付モードと非受付モードをおそらくその磁石で切り替えています。サードパーティのキーボードで考えたとき、こういった動作が完璧に再現されるか、不安があったため純正を選択しました。 また事前に旧型のSmart Keyboardでタイピングを試したところ、思っていたよりも打ちやすかった事も純正を購入した動機となります。 このように、装着してもなお薄く、軽いです。
Smart Folioをオススメしない理由について
理由は単純で、Smart Folioは収納時等の画面保護および使用時のスタンドという2つの機能をもっていますが、これらはサードパーティのケースであっても問題なく再現できると思うため、わざわざ高価な純正を購入する必要はないと思います。
Apple Pencil
昔はイラストを描いていたこともありますが、最近は全く描きません。Apple Pencilを購入した動機の大部分は、技術の進歩を体感したいという興味です。あとは、想定する用途にPDF等への手書き注釈やメモ、イラストを描くことなどがあったためです。急いで買わなくても良いかな、と思いました。この製品については用途次第で必要性が大きく変わると思います。使用感としては非常に良いです。今までだとサードパーティ製のケースに備わっているホルダー等に収めるしか、収納する方法がなかったわけですが、今回の製品については画面上に常に装着しておけばよいため、使い勝手の良さは大幅に向上していると感じます。軽くイラストを描いてみたところ、まるで紙に描いてるみたいだなぁと思いました。自分がイラストを描いていた頃の、ペンタブはワコム製品一択で、なおかつ液タブなんて高すぎて買えたものではなかった時代からすると、これが技術革新か〜なんて感慨深い気持ちです(税抜き14,500円)。
総評
良いと思う点
- 12.9inchでも割と小さくて、薄くて軽くて持ち運びがラク
- 今まで使っていたiPad Air2より遥かに動作が速く、最新機種なので当然ですが使用について一切のストレスがない。
- 非常に汎用性の高いUSB-Cを採用していて、変換端子など周辺機器が非常に安い(純正を買う必要がない)。
- USB-Cで接続すれば、iPhoneやデジカメ等のデータを読み込める
- スピーカーが左右についてる!
- Procreate等安くて優秀なイラスト用アプリがあり、イラストをはじめる敷居が大幅に低くなった。
改善を期待する点
- 128GBも売ったらいいのに
- USBストレージも読み込めたらいいのに
- イヤホンジャックはほしかったなぁ
- キーボード使用時に画面のタッチを減らせる仕組みはないものか…
終わりに
感想としては、「買ってよかった」です。そんなにお金持ちではないので、オリコによる提携ローン、通称アップルローン12回払いにより約18万円を支払っていきます。ノートパソコンに匹敵する高い買い物ですが一切の後悔がない良い買い物が出来たと思います。Appleと言えば独自規格なのにUSB-Cを採用するなど、今回の製品へのAppleの本気度や完成度、実用性は非常に高いものと感じています。たとえばこの記事はiPad Proで編集しましたが、思ったよりもストレスなく作業することができました。パソコンと比較すれば、やり方が違ってやりにくさを感じる事もありますが、ガラケーからiPhone3GSに携帯電話を変えたときにも同様のことを感じました。iPhoneと同じように、モノのあり方や作業のしかたを新たに定義する、そんな製品だと思います。非常にオススメです!