Labo288

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エンジニアのキャリアと組織の技術力に関するメモ

日頃悩んでいることを言語化しておくメモ、まだ論理的にまとまっていない。

エンジニアのキャリア

(要出典)海外で働いたことはないので一般論だが、日本ではソフトウェアエンジニアとして有能だとマネージャーになることが多いらしい。Individual Contributorに相当するキャリアパスが整備されていないというわけ。全くICで居られないという意味ではなく、(語弊を恐れず言えば)出世を諦めれば、ICで居続けることは可能ではあるはず。つまりエンジニアの上位職としてマネージャーがいるのである(マネージャー>エンジニア)。つまり、エンジニアとして優秀だとコードに関わらなくなる職位になりがち、というわけ。

参考

satoshi.blogs.com

組織の機能の低下

現在の職位で成果を出したら別の職位に異動させる…、この状況下では組織内のそれぞれの「機能」が低下していく。コードが得意なエンジニアをコードを書かない状況に置けば、組織の「コードを書く能力」の平均値が下がることは自明である(これはコードに限らないが)。

こういった状況はピーターの法則で説明されている。

ja.wikipedia.org

終わり

  • ピーターの法則で説かれているように、ある職位で有能な人材が無能となってしまう職位に配置されてしまうと、果たしてどれだけモチベーションは維持出来るだろうか。
  • ピーターの法則はもちろん国外で提唱されたものだし、マネージャーになりたてのエンジニア向けの本である「エンジニアリングマネージャーのしごと」は海外で執筆されたものなので、日本に限った問題ではないかもしれない。なので逆に、日本は〜だから仕方ない、とも言えない。

エンジニアリングマネージャーのしごと ―チームが必要とするマネージャーになる方法 | James Stanier, 吉羽 龍太郎, 永瀬 美穂, 原田 騎郎, 竹葉 美沙 |本 | 通販 | Amazon