2021年度の振り返り(エンジニア2年目)
はじめに
(今はもう6月ですが)3月末でエンジニアの2年目が終了したので振り返ります。下記は1年目の振り返り。
総括
1年目よりも2年目の方が成長を実感出来た。私はQGISとフロントエンドを得意分野としてきた人間だが、この1年はサーバーサイドの技術力が向上した感がある。それを専門とするエンジニアには敵わないまでも、知識として・手札を持っておくことの重要性を理解した。 この点、業務で経験を積めた…のは事実だが、きっかけは個人研究。下手の横好きで触った技術でいきなり本格的な業務に参加…はなかなかリスクが高いしそもそもアサインされないわけだが、今年は幸い、失敗した時のリスクが小さいタスクで使ってみて経験値を貯め、より重要度の高いタスクへ応用…というステップを踏めた(技術選定に裁量があったりタスクの受け方が柔軟だった)。
その一方最近は、専門技術の深掘り…という意味では伸び悩みというか、既存の手札の応用で解決出来てしまう、という感覚がある。これは技術者として成長した結果である一方、マンネリに陥らないよう常にアンテナを張っておく必要があるな、と思うところ。
2021年度で1年間やったこと
全般
QGIS
GTFS-GO
運行頻度集計機能や、GTFSデータリポジトリとの連携機能追加。
QGIS本体へのコミット
たった1文字のコミットを糧に生きていく
その他業務
多数の業務で開発。
- ラスター重畳計算
- WebAPI連携
- Leaflet連携 など
ウェブ開発
フロントエンド開発
- Vue.jsやReact(Next.js)を利用した開発業務に複数従事。
バックエンド開発
- Docker/nginx/Express.jsを利用した開発業務に複数従事。
MapLibre GL JS
- 日本語レンダリングの問題の修正
- その他アウトプット多数
MapLibre GL JSで時系列コントロールを扱う[maplibre-gl-temporal-control] - Qiita
MapLibre GL JSがv2.0.0になりました - Qiita
MapLibre GL JSと地理院標高タイルで3D地形を表示する - Qiita
ジオコーディング・ウェブサイト
- ジオコーディングサーバーの開発
- フロントエンドの開発(Vue.js + AWS CDK)
WebGL
- GLSLをある程度使えるようになり、業務にも多数応用。下記はちょっとした技術記事。
WebGL2(luma.gl)でTransform Feedbackをやってみた - Qiita
WebGLをGISに応用してみる【DEM編】 - Qiita
その他GIS開発
対外発表
MIERUNE Meetup #1
地理院地図パートナーネットワーク
https://maps.gsi.go.jp/pn/meeting_partners/data/20211208/7_MIERUNE.pdf